忘れようと思っても思い出せない という赤塚不二夫の言葉を 超える言葉が出てこない 思い出そうと思っても忘れられない と逆にしても いまひとつ 進もうと思っても戻れない とか 戻ろうと思っても進めない とか 好きになろうと思っても嫌いになれない とか 嫌いになろうと思っても好きになれない とか そんなことを考えていたら アタマがクラクラしてきた I try to forget, but I can’t remember という美術館に飾られた作品も もとの言葉を超えてはいない なにを書いても なにを作っても 追いつくことはない こんなことをしても 時間がすぎるだけ でも君がいて 心地よくて だから これでいいのだ
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